ブタクサ


生息地:日本全国の道端や河原など。
繁殖:雌雄同株の風媒花。
高さ:1mほど。
開花時期:7~10月頃。

花粉症の原因として知られる植物である。
日本国内ではスギ、ヒノキに次ぐ患者数が存在すると言われ、秋の花粉症では代表的である。
アメリカ全人口の5~15%がブタクサ花粉症との統計がとられている。



●オオブタクサ

茎の高さ:1mから3m。

葉は茎に対生し、形は掌状に3から5裂し、縁は鋸歯状、葉の表裏ともざらつく。
花期は8月から9月で、茎の上部に雄頭花が総状につき、その下に雌頭花がつく。


●セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウ(セイタカアキノキリンソウ)の俗名がブタクサということもあり、ごく一部で混乱が生じている。
実際、過去に花粉症の原因植物と言われたこともあったが、セイタカアワダチソウは虫媒花のため、原則的には花粉は飛ばさない。
ただし、大群落を作ることが多く、こぼれた花粉が周辺に飛散してしまうことはある。
花粉症の原因にもなり得る。
同じキク科のため、ブタクサやヨモギ等の花粉症の人は注意が必要である。


●ペットが花粉症?

近年ではペットの花粉症が問題となっている。
イヌの花粉症は98年に、ネコの花粉症は00年に初めて報告されたが、ヒトより以前から存在したと思われる。
特にイヌはヒトのような鼻症状より毛が抜けるなどの皮膚症状が多く見られ、見た目にも悲惨な状態になることが多い。
獣医師の検査や治療は可能。しかしイヌはヒトと違って抗ヒスタミン薬が効きにくく、ステロイドに頼らざるを得ないことが多い。
重症の場合は減感作治療が行われることがある。
ネコにおいては検査も治療も困難。



ブタクサ